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食品の安全性を確保するために衛生上の危害の発生を防止し、健康の保護を図るための法律です。食品や添加物だけでなく器具、容器包装なども対象となります。食品中の残留農薬、微生物、放射性物質等の規格や食品の製造基準などが定められています。
食品に関する表示により、消費者が食品を摂取する際の安全性及び自主的かつ合理的な食品選択の機会を確保するための法律です。具体的な表示事項や表示方法等については「食品表示基準」に定められています。
農林物資の規格を定めることにより、消費者の利益を保護するための法律です。JASマークがついた製品は、国が定める品質等の規格に合格したものです。
栄養の改善と健康の増進を図るための法律です。食品に乳児用、幼児用など特別の用途に適する旨の表示(特別用途表示)をする場合は内閣総理大臣の許可が必要になります。特別用途食品には、乳児用調製粉乳や乳児用調整液状乳などがあります。
商品取引に関する不当な景品類及び表示による誘引を防止し、公正な競争を確保して消費者の利益を確保するための法律です。虚偽表示や誇大表示、過大な景品付き商品の販売について、規制内容が定められています。
計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保するための法律です。計量の単位や基準、商品の正確な計量方法が定められています。
容器包装廃棄物の消費者の分別排出、自治体の分別収集、事業者のリサイクル責任を明確にし、資源の有効利用を促進するための法律です。リサイクルマークや材質の表示や再資源化の方法などが定められています。
適正に製造、販売されるよう、医学的・栄養学的に必要な商品設計を明確にしている指針です。具材の大きさや硬さ、ナトリウム含量、浸透圧などが設定されています。
消費者の健康を守り、世界共通の基準を設置することによって食品の貿易の公正化を図るための基準です。CODEXはラテン語で食品規格という意味で、微生物や化学物質などの規格が定められている国際基準です。